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4.2.4 ATP合成酵素(ATPアーゼ)
(1) 生命システムの概要
ATPは生物における各種のエネルギー利用系の共通のエネルギー伝達物質である。ATPがADP(アデノシン二リン酸)と無機リン酸(Pi)に分解されるとき7.3kcal/molの標準自由エネルギーが利用できる。

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図4−12 ATPのエネルギーサイクル

多細胞生物のAT合成を酸化的リン酸化と呼び、真核生物では細胞のミトコンドリア内膜や細菌形質膜などで行われる。

 

 

 

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